「ハイエースのタイヤチェーンはどう選べばいいの?」
「195/80R15に対応するチェーンは?」
「装着に注意が必要って本当?」
トヨタ・ハイエース200系は、2004年から販売されているワゴン/バンです。
特に2018年から始まった「チェーン規制」では、スタッドレスタイヤを装着していてもチェーンの装着が義務付けられる区間があります。ハイエースで雪道を走る方は、チェーンの準備が必須です。
ハイエースはFR(後輪駆動)のため、装着位置が乗用車と異なるという重要なポイントがあります。
この記事では、ハイエース200系(2004年-)の15インチ(195/80R15)に最適なタイヤチェーンの選び方、おすすめ商品、購入時の注意点を詳しく解説します。
ハイエース200系におすすめのタイヤチェーン
先に結論をお伝えします。
ハイエース200系の15インチ(195/80R15)には、非金属チェーン「クイックイージー」または「イエティ スノーネット」が最もおすすめです。
重要:夏タイヤと冬タイヤで品番が異なります
| 装着するタイヤ | クイックイージー品番 |
|---|---|
| 夏タイヤ 195/80R15 | QE12L |
| 冬タイヤ(スタッドレス)195/80R15 | QE14 |
超重要:ハイエースは後輪装着!
ハイエースはFR(後輪駆動)のため、チェーンは後輪に装着します。
一般的な乗用車(FF)とは装着位置が異なるため、特に注意が必要です。
おすすめする3つの理由
1. ジャッキアップ不要で簡単装着
車を動かさずに、タイヤの上で装着が完結します。
重量のあるハイエースでも作業しやすい設計です。
2. 静かで快適な乗り心地
非金属なので金属チェーン特有の騒音がなく、商用車としての快適性を維持できます。
3. チェーン規制に対応(JASAA認定)
高速道路などの「チェーン規制」にも対応した信頼性の高い製品です。
夏タイヤ用 QE12L
冬タイヤ用 QE14
詳細記事:クイックイージーの詳細レビューと口コミ

それでは、チェーンの選び方について詳しく見ていきましょう。
ハイエース200系の基本情報とタイヤサイズ

200系ハイエースは、2004年に発売されたトヨタのワゴン/バンです。
ハイエースの年式・型式は以下のようになっています。
- 初代ハイエース H10系(1967年-1977年)
- 2代目ハイエース H20~40系(1977年-1985年)
- 3代目ハイエース H50系/トラックH80/90系(1982年-1995年)
- 4代目ハイエース H100系 /トラックY100系(1989年-2004年)
- 5代目ハイエース H200系(2004年 – 現在)
こちらの記事では、 「5代目ハイエース 200系」 について書いています。
ハイエースの型式、年式、グレードはタイヤサイズに関わるので、チェーン選びでは重要です。
ハイエースのタイヤサイズ

ハイエースのチェーンを購入するには、タイヤサイズを知る必要があります。
ハイエースの純正タイヤは15インチを装着し、「195/80R15」というサイズを装着し、バンタイプのタイヤを装着しています。
ハイエースのタイヤサイズは、年式、型式、グレードによって異なりますので注意してください。
一部グレードは195/80R15以外のサイズを装着している車もあります。
スタッドレスタイヤに装着する場合は、特にサイズに注意してください。

ハイエースの適合があるタイヤチェーン3選
ハイエースの15インチの設定がある代表的なタイヤチェーンを3つ記載しています。
記載しているのは一部の商品で、他にもさまざまな種類のチェーンがあります。
車の使用状況や価格なども考慮してトータルで判断してください。
KONIG CLマジック
引用:https://www.chuhan.co.jp/carproducts/product/tirechains/?id=28
KONIG社の金属(スチール)チェーン CLマジックです。
ジャッキアップなしで取り付けでき、締め直しも不要で装着しやすいモデル。
ハイエースの195/80R15に対応する品番は「コーニック CLマジック CLM-100」です。
クイックイージー

非金属チェーンのバイアスロン クイックイージーです。
車の移動なしで取り付けできる非金属チェーンで、作りもしっかりしていて、安定感のあるタイヤチェーンです。
ハイエースの夏タイヤ195/80R15に対応する品番は「QE12L」
ハイエースの冬タイヤ195/80R15に対応する品番は「QE14」
装着するタイヤによって適合品番が変わるので注意してください。
オートソック

オートソック(AutoSock)は布製タイヤチェーンです。
取り付けが簡単な布製タイヤチェーンは人気が高まっています。
ハイエースの195/80R15に対応する品番は「ASK685」です。
タイヤチェーンの種類と特徴

タイヤチェーンには素材の種類があります。
- 金属製のチェーン
- 非金属チェーン
- 布製チェーン
金属タイヤチェーン、非金属タイプ、布製といった種類があります。
金属製タイヤチェーン

金属チェーンのメリットや口コミはこちらの記事を参考にしてください。

非金属タイヤチェーン

金属製よりも振動や音が少なめの非金属タイプのタイヤチェーンがあります。
非金属チェーンの感想や口コミはこちらの記事を参考にしてください。

布製タイヤチェーン

簡単に取り付けができて、コンパクトな布製チェーンも注目を浴びてきています。
非常用に車に積んでおきたい方は布製チェーンの選択もアリです。

純正品と社外品の比較

ハイエースのタイヤチェーンには、いくつかの種類があります。
まず、チェーンには「純正品」と「社外品」があります。
純正品は 、トヨタ純正パーツで、ディーラーで購入できるチェーン。
一方の社外品は、アフターメーカーが作るカーチェーンです。
ハイエースのチェーンで需要が多いのは、「社外品のタイヤチェーン」です。
社外品チェーンが人気の理由は、価格やバリエーションが豊富で、自分の好みにあわせた商品が購入できるからです。
価格の幅も広く、数千円のものから数万するものまでバリエーションが豊富です。
チェーンの購入は、カー用品店やネット通販でも購入でき、価格の比較もしやすいため社外品のチェーンの人気が高いです。
タイヤチェーンの注意点

ハイエースにチェーンを装着する時の注意点があります。
- タイヤサイズ
- 装着位置
- 走行スピード
- 車の車高
タイヤサイズの注意点

タイヤサイズに合わないチェーンを装着しないこと。
チェーンのサイズがあわないとブレーキ配管やフェンダーなどを破損するおそれがあります。(タイヤサイズの確認を行なってください)
チェーンの装着位置の注意点

ハイエースのタイヤチェーンは4輪に装着して使います。
スタッドレスに装着する時は、後輪に装着して使用します。
金属系のチェーンは、タイヤ、ホイールに傷が付きやすいので注意してください。

制限速度、クリアランスの注意点

タイヤチェーンは、制限速度があります。
制限速度は時速50キロ以下のものがほとんどですが、中には時速30キロ以下というものあるので注意してください。
ローダウンなど車高を落としている車は、クリアランスが少なくて装着できないこともあるので、車高を落としている場合は注意してください。

ハイエース のタイヤチェーンのおすすめは?
ハイエースにおすすめするのは、ズバリ、「非金属のチェーン」です。
非金属のチェーンがおすすめの理由は、金属チェーンよりも音が静かで取り付けも行いやすためです。
金属タイプは価格が安めメリットがありますが、金属チェーンは音がうるさく、乗り心地は良くないです。
非金属チェーンの価格は、金属製よりも高いデメリットがありますが、金属製チェーンよりも音が静かで乗り心地がいいです。
非金属チェーンの中でも種類があり、取り付ける時に、車を動かさずに装着できる簡単取付タイプがいいいです。

雪の中、車を移動してチェーンを取り付けるのは大変なので、簡単取付タイプが人気。
非金属チェーンで有名なのは、イエティ スノーネット(Yeti Snow Net) があります。
スイス生まれのラバータイプチェーンの「Yeti Snow net 」
イエティ スノーネットの価格は高めですが、作りもしっかりしていて簡単取付が可能です。
非金属チェーンのデメリットは収納時にかさばることですが、金属チェーンに比べて乗り心地がいいです。

ハイエースのチェーンのまとめ
200系ハイエース のタイヤサイズは、195/80R15です。
タイヤチェーンの購入時には、サイズを必ず確認してください。
ハイエースのサイズのタイヤチェーンはいくつかの種類があり、チェーンの素材や取付方法、価格などバラバラですが、それぞれに特徴があります。
チェーン選びは迷うかもしれませんがハイエースで、冬場にチェーン規制の道路を走る際のことをイメージして選ぶといです。
とりあえずチェーンを持っておきたい場合は、低価格の金属チェーンを選ぶのが価格が安くあがります。
(トヨタ純正のスチールチェーンだと約1万円です。)
200系ハイエースのチェーンの価格
普段はタイヤチェーンを使うことは少ないかもしれませんが、 冬場は持っていると心強いパーツです。
ハイエースのチェーンを選ぶ時には、乗り方や行動範囲も考えて、トータルで判断して選ぶといいです。
ぜひあなたの車に合ったタイヤチェーンを見つけてください






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