布製タイヤチェーンのスノーソックス。
スノーソックスは、手軽に装着ができ、使いやすいため、ますます人気が高まっています。
- スノーソックスの特徴は何?
- メリットやデメリットは?
- 使用した感想や口コミは?
スノーソックスを実際に使用した感想や口コミを紹介します。
スノーソックス
スノーソックス(SNOWSOCKS)は、冬の緊急時に使用する布製の滑り止め商品です。
ISSE(イッセ)スノーソックスは、スペインの老舗繊維メーカーが作ったチェーンです。
スノーソックスは、急な降雪で、夏タイヤで走行できない時やスタッドレスでも走行できない時に効果を発揮します。
急な降雪時にタイヤに装着し、ジャッキアップする必要なく簡単に装着できるのが特徴です。
スノーソックを装着することで、雪道での安全な運転が可能。
また、スノーソックスは持ち運びにも便利で、通常のチェーンよりもコンパクトです。
最近では、万が一の際に備えて車内にスノーソックスを携行している人も増えています。
スノーソックスの種類
スノーソックスには、「クラシックモデル」と「スーパーモデル」の2つのモデルがあります。
上記のモデルは、乗用車に装着することができます。(トラック用のモデルも別途存在します。)
「スーパーモデル」は高品質で制動性や耐久性に優れています。
一方、「クラシックモデル」は標準モデルで、チェーン部分は赤色をしています。
以下は、サイズと対応するタイヤサイズの例です。
- 54:(例:135/80R13、155/65R13など)
- 58:(例:145/80R13、155/65R14など)
- 62:(例:175/65R15、205/55R16など)
- 66:(例:205/65R15、225/45R18など)
- 70:(例:215/65R16、225/65R17など)
- 74:(例:265/65R17など)
※記載のサイズはあくまで参考サイズです。
スノーソックスは、これらのサイズによって、軽自動車からSUVまで幅広い車種に対応しています。
正確なサイズ選びのためには、車のタイヤサイズを確認し、対応するスノーソックスのサイズを選ぶようにしましょう。
スノーソックスと他のチェーンの性能を比較
タイヤチェーンには、さまざまな種類があり、金属チェーン、非金属チェーン(クイックイージーなど)、布製チェーン(スノーソックスなど)に分かれます。
それぞれの大きな特徴は、以下のようになります。
金属チェーンの特徴
- 値段が安い
- 高いグリップ性能
クイックイージーの特徴
- スパイクピンでアイスバーンに食い付く
- 車両移動不要で取り付け可能
- 部分修理で長く使用可能
非金属チェーンの感想や口コミはこちらの記事を参考にしてください。
スノーソックスの特徴
- ポリエステル繊維が雪を掴む
- 取付が簡単
- コンパクトで軽量
簡単に装着できるのが特長で、工具を使わずに取付ができます。
コンパクトなパッケージデザインで、車内での収納もしやすいです。
布製チェーンは、スノーソックス以外にも、いくつかの種類があります。
スノーソックスのメリットとデメリット
スノーソックスにはメリットとデメリットがあります。
メリットの方が圧倒的に多いですが、デメリットもあるため購入前に確認しておくと良いです。
ここでは、メリットとデメリットをもとに、スノーソックスがオススメな人を記載していますので、購入する時の参考にしてください。
スノーソックスのメリット
スノーソックスは、簡単に装着できるだけでなく、滑り止め効果に優れているため、多くの方から高い評価を受けています。
スノーソックスには、以下のようなメリットがあります。
- 装着しやすい:スノーソックスは伸縮性のある素材で作られており、タイヤにかぶせるだけで簡単に装着できます。専用の取り付け方法があり、手順も簡単です。
- 収納しやすい:スノーソックスは非常にコンパクトなサイズで、車内に収納することができます。場所を取らずに持ち運べるので、いざという時に便利です。
- オートセンター機能を搭載:スノーソックスにはオートセンター機能が備わっており、装着すると自動的にタイヤの中心に位置します。正確な位置へのセンタリングが行われるため、安定した走行が可能です。
- 静かな走行:金属チェーンと比較して、スノーソックスは静かな走行が特徴です。金属チェーンのような騒音や振動がないため、快適なドライブができます。
- 急な雪に対応:スノーソックスは急な降雪時にも効果を発揮します。滑り止め効果があり、タイヤと路面との接地性を高めるため、安定した走行が可能です。
- 再使用できる:スノーソックスは耐久性に優れており、短距離の使用なら再利用が可能です。しっかりとした品質を保っているため、複数回の使用ができます。
- チェーン規制に適合:スノーソックスはチェーン規制にも適合しています。一部の地域や道路ではチェーン規制があるため、スノーソックスを装着していれば安心です。
以上がスノーソックスの主なメリットと特徴です。
スノーソックスは、簡単な装着や静かな走行性能、急な雪に対応する能力など、さまざまな面で優れた性能を発揮します。
安全かつ快適な冬のドライブに欠かせないアイテムです。
スノーソックスのデメリット
スノーソックスには、いくつかのデメリットもあります。
まず、サイズの種類があり、適合商品に注意が必要。
特に夏タイヤと冬タイヤでサイズが異なる場合は注意してください。
スピードを出しすぎると、チェーンが外れる可能性もあります。
スノーソックスは再使用が可能ですが、使用限度があり、ボロボロになったり、損傷がある場合は使用できないので注意が必要です。
スノーソックスの価格はおよそ12,000円〜で、スタッドレスタイヤの代替として使用するにはコストが高いと言えます。
もしもの時の応急用としての利用がベストです。
スノーソックスがおすすめの人
以下のような方には、スノーソックスがおすすめです。
- チェーンの必要性を感じる方:雪道や凍結路面での走行に不安を感じる方には、スノーソックスが頼れるアイテムです。
- 簡単に装着できるチェーンを探している方:スノーソックスは装着が簡単で、女性の方でも手軽に取り付けることができます。
- 突然の降雪に不安を感じる方:突然の降雪や急な天候変化に備えて、スノーソックスを常備しておくことで安心です。
- 非降雪地域でありながら、年に数回雪が降る可能性がある方:雪が少ない地域でも、スノーソックスがあれば予期せぬ雪道にも対応できます。
- 布製チェーンを探している方:スノーソックスは布製で作られており、車に傷をつける心配もありません。
- チェーン規制に対応しているチェーンを探している方:スノーソックスはチェーン規制にも対応しているため、交通規制のある道路でも使用できます。
- 念のためにチェーンを常備しておきたい方:いつでも備えておくことで安心感があります。
スノーソックスは装着が簡単であり、女性の方でも手軽に取り付けることができます。
5分ほどで簡単に装着でき、走行性能も高いため、安心して雪道を走行することができます。
スノーソックスは急な降雪にも対応し、チェーンや滑り止めとして必要な方にとって便利なアイテムです。
スノーソックスの装着方法
スノーソックスの取り付けは非常に簡単です。
以下の手順に従って取り付けてください。
- 駆動輪に取り付ける:スノーソックスは駆動輪に装着します。FF(前輪駆動車)の場合は前輪に、FR(後輪駆動車)の場合は後輪に装着します。
- スノーソックスを広げる:スノーソックスを広げて、タイヤの上側からかぶせていきます。しっかりとタイヤ全体を覆うように装着します。
- タイヤの奥側も被せる:タイヤの上部だけでなく、奥側もスノーソックスで覆います。タイヤの半分ほどかぶせたら、車をタイヤが半回転するぐらい進めます。
- チェーンをかける:チェーンがかかっていない部分が上部に来るように、上部にチェーンをかけます。スノーソックスがタイヤ全体をしっかりと覆うように調整します。
- 確実に被せる:スノーソックスを奥までしっかりと被せて、装着を完了させます。左右のタイヤも同じような感じで装着しましょう。
- 走行して形を整える:装着後、約100mほど走行すると、スノーソックスが自動で適切な形に整います。走行中に自動的に位置が調整されるため、手動での微調整は不要です。
スノーソックスの取り付けは非常に簡単で、慣れれば5分ほどで取り付けが完了します。
スノーソックスは緊急時の備えとしても便利なアイテムであり、簡単な装着方法で安心して雪道を走行することができます。
女性の方でも装着しやすいタイヤチェーンはこちらの記事を参考にしてください。
スノーソックスの注意点
布製タイヤチェーンは、いざという時の緊急脱出ツールとして利用されます。
走行距離の制限があるため、日常での使用は難しいので、急な降雪時の応急用として使用するのがベストです。
スノーソックスを装着する時の注意点があります。
- タイヤサイズ
- 装着位置
- 制限速度
■ タイヤサイズの注意点
タイヤサイズで適合が変わるため、タイヤサイズを確認して装着できるチェーンを選ぶ必要があります。
タイヤサイズに合わないチェーンを装着すると、途中でチェーンが外れたり、車両に巻き込んだり、ブレーキ配管やフェンダーなどを破損するおそれもあります。
スタッドレスタイヤにチェーンを装着する場合は、スタッドレスタイヤのサイズを確認してください。
購入時には、必ず適合確認を行なってください。
■ チェーンの装着位置の注意点
タイヤチェーンは必ず駆動輪に装着して使います。
例えば、前輪駆動車の場合は前輪に装着し、後輪駆動者は後輪に装着。
チェーンは、左右両方につけます。
■ 制限速度、クリアランスの注意点
タイヤチェーンは、制限速度があります。
布製チェーンのスノーソックスの制限速度は時速40キロ以下なので、走行スピードに注意してください。
基本的にチェーン装着時には、スピードを出さずに使用します。
ローダウンなど車高を落としている車は、クリアランスが少なくて装着できないこともあるので、車高を落としている場合は注意してください。
スノーソックスを使った感想と口コミ
ISSE SNOW SOCKS
— ソロキャン仙人 (@solocamp1000) January 21, 2023
イッセ スノーソックス
着弾🤗
備えあれば憂いなし👍
ヴェゼル e:EHV Z 4WD
に死角なし と思う#果たして雪中キャンプに行くのか#冬は温かい伊豆キャン pic.twitter.com/F2AblwP5Oq
スノーソックスは、説明書と手袋がついています。
タイヤの上部からスノーソックスを被せていき、半分程度被せたら車を移動させ、残りの部分を被せます。
装着後100mほど走行すると、自動でセンタが出るオートセンター機能を搭載しています。
説明書を見ながら取り付けましたが、初めてでも理解しやすく、簡単に取り付けできました。
今朝積もってた❄️
— こん (@sky_coo) January 25, 2023
スタッドレス買うほど降らないけどいざとなったらノーマルじゃ怖いから、今回はスノーソックスなるものを購入して使ってみた🧦
ジャッキアップ不要!5分で前輪にかけられて楽ちん!雪道でもちゃんとブレーキ効く!おおお😳
ところが職場近くは雪が全く無かった…うちは田舎だった… pic.twitter.com/KfRqTDXWsd
口コミでは、簡単に取り付け出るという声が多いです。
ジャッキアップの必要がなく、3~5分で取り付けできるのが魅力。
急な降雪に対応できるように、とりあえず車に積んでおくという方も多いです。
口コミではいい評価が多いです。
- 緊急用としてはベスト
- 雪道でもしっかり進み、止まる。
- スタッドレスに近い感じ
- 金属チェーンに比べ振動が少ない
- 坂道も走行できた
- 6kmほど走行したが、まだ走れる
- コンパクトなので車内に収納しやすい
スノーソックスは、簡単に装着できて、走行性能も高いです。
乗り心地は、金属のチェーンのようなゴツゴツ感はなく、走行音も金属チェーンよりも小さく静かです。
おすすめの販売店と購入方法
スノーソックスの購入方法は、ネット通販がいいです。
アマゾン、楽天、ヤフーショッピングで販売しているので、価格の比較を行い、ネットで購入するのが楽です。
タイヤサイズによって品番が分かれているので、サイズを確認して自分の車に合う商品を購入してください。
まとめ
スノーソックスは注目を集め、一般的な選択肢として広まっています。
スノーソックスは、「クラシックモデル」と「スーパーモデル」があります。
標準モデルが「クラシックモデル」
サイズによって分かれいるため、車のタイヤサイズを確認して、適合する商品を購入します。
装着しやすく簡単に取り付けできるスノーソックスは人気が高まっています。
いざという時に、持っていると安心できるカーパーツ。
積雪や凍結が予想される場所への移動時には、スノーソックスを携帯することをおすすめします。
スノーソックスには、ISSE Safety以外にGOOD YEARとの共同開発のモデルもあります。
GOODYEARのスノーソックスをお探しの方はこちらの記事を参考にしてください。